最後に星を見上げたのはいつでしょうか。古代の人々は、太陽と星を頼りに時刻を知り、果てしなく続く何の変哲もない大地や大海原で自分の位置を把握していました。
AndroidアプリのGoogle Sky Mapは、2009年5月12日にピッツバーグのGooglerにより20%ルールの一環として設計・開発されました。スマホを空に向けると、星々が表示されるシンプルなアプリながら、多様なAndroidデバイス間のセンサの差異にも関わらず、美しく正確な天体計算とAR技術により、多くのユーザが夜空を見上げ、星を探しました。Google Mapsの世界は、地球だけでなく宇宙にも広がったのです。その後、2012年にGoogleでの開発が終了し、オープンソースとして公開されました。
今回は、この13年前にオープンソースとなったSky Mapをベースに、現在の最新技術である『AIエージェント』を導入し、現実の星空でプラネタリウムのように「会話しながら星をさがせる」「星を知らなくても開きたくなる」アプリを作成した話をお話しします。
- 地図という自由度の高いUIにAIエージェントを導入するUX設計
- Gemini APIとAI Agentライブラリ mastra を組み合わせたAIエンジニアリング
- Kotlin Multiplatformの活用
- 星の世界の地図と天体計算の話
などについてお話しする予定です。